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ブルーノート(blue note)に関する個人的メモです。ジャズ以外ばっかりですが・・・
Posted by - 2024.04.28,Sun
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Posted by ジャズ・jazz・アンド ブルーノート(blue note) - 2008.02.20,Wed
ショーベタ、プラカット、クラウンテール現在では様々な体型や色彩のバリエーションを持つベタですが、その出所は1箇所です(厳密には違いますけど)。これらの改良ベタはみんな元々はタイ周辺に生息するベタ・スプレンデンス(Betta splendens)と言う原種を改良して作り出されたものです。したがって生物学的には改良ベタはみんな同じ種類という事になります。

元々は、ベタの持つ闘争本能を利用して賭け事の対象にしていた人達の中で、より強い系統を作り出そうと考える人たちがいても当然の事です。何しろ生活掛 かってますから(笑)。そんな所から、ベタの改良はスタートしたといわれています。代々強そうな個体を種親に累代繁殖させている中には、妙に赤みの強い系 統とか、ボディのブルーが目立つ系統とか生じるのは当然予測できる事です。きっと「××村のソンが持ってる燃える闘魂(赤みの強い個体)は物凄く強い ぞッ!」とか「いやいや◎◎村のバムの青い稲妻(青味の強い個体)の方が絶対強いさっ!」とか言うレベルから改良の歴史がスタートしたんではないでしょう か?勝手な想像ですけど・・・(笑)。そんな中、「実はベタって凄くキレイな体色じゃん!」って考える人がでてきても不思議ではありません。こうして、闘 魚部門とは別に観賞用ベタの改良がスタートしたといわれています。

一般には改良ベタはベタ・スプレンデンスの品種改良によって作出されたって言われていますが、実際にはスプレンデンス種に近縁な
ベタ・インベリス(B.imbelise)、ベタ・スマラグディナ(b.smaragdina)、ベタ・マハチャイ(B.sp.Mahachai)などがその改良に役立ってきた事は確実で、現在でもタイのベタブリーダー達は当たり前のようにこれらの原種ベタを交雑させてます。
えっ?異種間交雑による弊害(生殖障害など)はないのかって??うーん、どうもあまり無いみたいです。本来、生物は違う生物との交雑(合いの子)をさせ ると、生まれてきた子孫は上手く繁殖できない事がほとんどなんですけどね~。ライオンとヒョウの合いの子のレオポンとかみたいに。こうする事で、自然界に やたらめったらと新種と言うか雑種が生じるのが抑制されていて、コレを「生殖的隔離機構」って言います。

・・・じゃあ、ベタの場合はナニ?
生殖的隔離がないって事は、みんな同一種じゃないの??っとか聞かないでくださいね。この辺りまで突っ込むと収拾つかなくなっちゃうから。
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